【回顧録】その1
お久しぶりです。
ニートをし過ぎてブログの書き方すら忘れてしまいましたが
更新意欲が急に湧き上がってきたので
この話、時効だろうな、って話から
四年前にJKリフレで働いていた女の子のこととかを
つらつらと書いていこうと思います。
まずは、この話時効だろうな、って話。
Twitterで本番していたことを暴露した女の子の話
私がアルバイトとして働いていたJKリフレ店は、他店との掛け持ち(他のリフレ店、他業種の風俗店問わず)が禁止されていました。
面接の際、アルバイト経験などにデリヘルなどがあれば、そのホームページをチェックします。
まだ在籍していれば、HPから消してもらってからでなければ、店で働くことが出来ませんでした。
そりゃあそうですよね、私のお店一本で働いてくれている女の子に失礼ですし...
そういう理由もあったり、他の風俗との差別化ということもあり、
当日欠勤をする女の子にはあまあまな対応をしますが
掛け持ちをしている女の子への対応はかなりシビアでした。
私の働く店を入店後に、他のリフレ店やデリヘル・ソープへの掛け持ちも店としては見過ごせず、
他店を取るか、ウチを取るか、の二択を迫っていました。
掛け持ちを探す方法はこちらをご覧ください。
ここで、私が一生忘れないであろう女の子のお話をさせてもらいます。
現役世代の18歳で入店したHちゃん
Hちゃんは私が店で働く少し前に入店した女の子です。
7月くらいに入店したと聞いていました。9月に入った僕にとっては先輩にあたりますね
Hちゃんは春生まれ。
進学校と呼ばれるレベルの高校に通い、
推薦による大学進学が見据えていたため、
7月という早い時期に入店しました。
ブランド物のバッグを買いたかったから、だそうです。
現役世代、中退年齢、様々な表記がされますが、
リフレに来るお客様の大好物です。
黒髪で鼻筋がすっきりとしていますが、
おしとやかというより、元気があふれているような、
海が舞台の朝ドラに出ていそうな雰囲気のある、はつらつとした女の子でした。
私の働いていた店の待機所がアットホームな雰囲気であったということもあるのか
Hちゃんは人懐っこく、私にもいろいろな話をしてくれました。
ヤフオクに出品されているヴィトンとシュプリームのコラボバッグが買いたいが、偽物っぽくて手が出せないこと、
一部の同級生にリフレをしていることがバレていること、
大学生の彼氏にバレないようにやっていること、
彼氏からもらった指輪をつけて接客すると、指輪が汚れるような気がするので外すが、
外すと失くしてしまいそうだし、待機所に置きっぱなしも申し訳ないと悩んでいること、
などです。思い出すとキリがありません。
10月頃、Hちゃんは進学する大学が決まったあたりから、
出勤日数が増えるようになり、
持ち前の明るさとビジュアル、18歳という年齢もあり、
一番人気の女の子となりました。
そのあたりからでしょうか、
現役世代とされる高校三年生の代の女の子が続々入店し始めます。
通信制高校に通う地下アイドル、専門学校進学が決まったバンギャ、
高校に通っていないフリーターまで様々でした。
そのフリーターの女の子が問題でした。
フリーターの女の子をKちゃんとします。
Kちゃんには彼氏がおり、彼氏はホストをやっていました。
いわゆるミテコに手を出していたホストなのか、
ミテコを店に入れていたホストクラブだったのかはわかりません。
店の営業後に「彼氏に会いに行ってくる」とホストクラブへ向かい、
翌日「彼氏とセックスしてきた」とラブホから出勤する女の子でした。
同い年ということもあり、HちゃんはKちゃんと意気投合します。
いつも一緒、とまでは仲良くはなりませんでしたが、
仲良しのクラスメイトのような感覚だったのかもしれません。
大学の推薦が決まったHちゃんが終電以降まで働き、
待機所で宿泊することが多くなったころ、
Kちゃんは「彼氏に会わせたい」という理由でHちゃんとホストクラブへ。
店のルールとして、店で知り合った女の子との連絡先交換は禁止されていました。
外で仲良くされると困ることがあったからです。
外で仲良くされると困る理由は、一人の女の子が店を辞め、他店に在籍し、「そのお店の方が待遇がいい。今なら紹介金ももらえるし....」なんて
引き抜かれたら困るから、などです。
連絡先の交換は禁止されていたものの、チェックする方法は携帯を見せてもらうしかなく、
携帯を見せてもらう口実などほぼほぼないため、形骸化していたルールだったと思います。
数週間後、HちゃんとKちゃんが待機所内で喧嘩を始めます。
Kちゃんの彼氏を巡っての喧嘩でした。
Kちゃんが怒り、Hちゃんにビンタを食らわせます。
Hちゃんはやり返すこともなく、その後すぐに予約があったお客様の元に向かいました。
この神経の太さに感心したのを覚えています。
その場は統括が丸く収め、Kちゃんはそのまま帰りました。
仕事を終え、待機所に戻ってきたHちゃんはわたしに少し愚痴を話してくれました。
「Kちゃんは"彼氏"って言ってるけど、ただの客じゃん。私もただの客として行っただけだし」
Hちゃんホストに通い出す
年をまたいで2月ごろ、
Kちゃんとは別の、同い年のホス狂いの女の子と仲良くなり、
Hちゃんはホスクラブに通うようになります。
そのころのHちゃんは、
Hちゃんの店用ツイッターのDMに捨て垢からHちゃんの本名が送られてきたり、
交際していた彼氏にバレて別れたり、
以前とは身の回りの状況が変わっていました。
私は、さぞかし悩んでいると思ったのですが、
Hちゃんは要らない人間関係が整理できたかのように吹っ切れていました。
私に対する態度は変わりませんでしたが、内容が変わってきました。
ホストに入れるシャンパンだったり、噛み癖のあるホストとセックスして体中が痛い話だったり。
私は少しだけ悲しくなり、前に4万円のブランド品が偽物か否かを話していたころが懐かしいね、とHちゃんに嫌味っぽく言い、
Hちゃんも少し悲しい顔をしていました。
掛け持ちが発覚
さて、それから暖かくなり4月になりました。
私の店では年齢表記を変え、出勤していない女の子の在籍を消す作業が始まりました。
Hちゃんは大学生になりました。
大学のオリエンテーションの後や、新歓コンパの後に出勤してきたり、
大学に馴染む気がないのは行動からも顕でした。
4月の第二週、待機所から徒歩1分のところに受付所を持つホテヘルのHPに
Hちゃんがいました。
私がそれを知ったのは、5chの掲示板でした。
出勤して長時間待機しても、予約が1件しか入らなかったりして、
精神的にへこんだあと、出勤しなくなり、
気付いたらいなくなっている。
そんな女の子が掛け持ちをすることが多かったのですが、
出勤予定がHPに反映されたらすぐに予約が入るHちゃんが掛け持ちするなんて、
と私は驚きました。
Hちゃんは私の店の出勤を減らしてなどおらず、
出勤日に何もなかったかのように待機所に現れました。
統括が急ぎ駆けつけ、在籍を消してもらうよう、Hちゃんからホテヘルに連絡させました。
統括が帰った後、Hちゃんは私に、なぜホテヘルで働くことになったのかを話してくれました。
複数人でホストクラブに行った際、風俗スカウトマンを紹介され、
その場で一人は面接に行かないといけない空気になった。
とのことでした。
私のホスト嫌いはここから始まったのかもしれません。
ホテヘルから在籍を消した2週間後、
私は、Hちゃんがソープで働いていることを知ります。
またしてもソースは5chです。
その日は私もHちゃんも出勤日で、
店長が休みの日でした。
Hちゃんは常連のお客様とのお散歩(デート)を予定しており、待機所ではなく待ち合わせ場所へ直接向かっていました。
私が出勤すると、Hちゃんは店に
「もうわかってるよね?今までお世話になりました。予約してくれたお客さんには私がツイッターから連絡しておきます」
と連絡をしてきました。
統括には「かしこまりました、とだけ返信しておいてください」と指示されたのでそのまま送りました。
少しすると待機所の女の子が騒ぎ始めます。
「Hちゃんのツイッター見れますか?やばいことになってます」
Hちゃんの店用のアカウントから
「お店からブロックされてる。私、どんだけ嫌われてるの?」
急ぎ、お店のアカウントからHちゃんのツイッターを見るとブロックしてありました。
オーナーの判断かはわかりませんが、
店長か統括が店のツイッターにログインし、操作したのだと思います。
深夜シフトのアルバイトにも確認をし、ブロックを解除してから私は退勤しました。
・リフレは風俗じゃないとか言ってる人いるけど一緒だからね
・本番してないとか嘘ついてすいませんwバンバン本番してましたw
・掲示板で「Hは4で本番してる」とか書いてあったけど、もっと安いですw
などと投稿しており、かなりのショックを受けたのと同時に
自分がいかにピュアだったのかを思い知らされました。
Hちゃんとの再会
少し話は逸れますが、ここ最近、
ホストクラブが新規の客層の確保のためか
tiktokやyoutubeに参入してきているのは皆さまご存知でしょうか?
「Hちゃんがあんなにもハマるホストって何なんだろう?」と
ホストについて知りたくなっていた私にとってはありがたいことでした。
社会勉強のようなテンションで動画をいくつか見ていたら、
ホストのことで悩む女性客にホストが解決策を提案する動画に辿り着きました。
その動画には、
髪色が明るくなり、どこか大人びた雰囲気のHちゃんが出演していました。
マスクをしていましたが、確実にHちゃんでした。
ええ、元気そうでした。
これをなぜ書こうと思ったかは自分でもよくわからないです。
今は考え方も変わって「ホス狂い=不幸」という考えでもありませんので、
「彼女を救えなかった」みたいな押しつけがましい懺悔ではありません。
ただただ、思い出しただけ。